sxq!  russia~lithuania tour #15

さーて、最終日っす。今日は完全オフ。午前中は記事をアップして午後からヴィリニュスのアテンドをしてくれたドナタと市内を観光。

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小高い丘があってお城が立っています。紅葉がきれいで、小川が流れ、石畳の坂道を上がります。

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我々がいるのは旧市街ということで映画やCMに出てきそうな小道が迷路のように曲がりくねっています。

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どこもかしこも清潔で新しく、これは日本人向けの街ですね。英語もたいていは通じるし本当にノーストレスです。ロシアでの異国指数がかえって懐かしく感じられます。
夕方アンタナスとホテルでおちあい、そのまま飲み会になりました。

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彼もフェスティバルが終わってようやく肩の荷がおりた雰囲気。ビールをのみつつフェスティバルの歴史などについて語ってくれました。今回のフェスティバルは21回目。ドナタも21年もつづけるアンタナスのバイタリティーに尊敬とあこがれを感じているようです。最初にフェスティバルを開催したときはまだソ連邦に併合されていたころ。ちょうどペレストロイカがはじまった年だったようです。もともとはコンピュータのハード・ウエア・エンジニアだった彼は、東ヨーロッパのジャズフェスを何回か見にいき、いつか自国でフェスティバルを開催したいと思うようになったのだそうです。当時は敵国の音楽ですから、貴重なジャズのレコードを窓を閉め切って大切に聴いていたと言ってました。そんな風に一音一音を噛み締めるように聴く音楽って、あまりにもコンビニな東京だと逆に難しくなってしまいますね。
このアンタナスの苦労話も含め、今回のツアーは恵まれた環境は本当に恵まれているのか、という事を考えさせられる旅になりました。
ストレスがあったって突き抜けるバイタリティーがあればいいんですよね。むしろストレスがあるからこそ、夢を持ち続けることができたり、仲間を思いやったりする気持ちが芽生えたり。そういえばロシアでは片時も離れることがなかったSXQ!の面々ですが、リトアニアでは自由行動が多かったなー。

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飲み会は当然のウォッカがでてきてグデングデンに酔っぱらいました。翌朝は4時起床。モスクワ経由(トランジットが12時間!ゲげー。)で日本へ帰ります。

Posted by fujiwara at October 16, 2008 11:38 PM