sxq!  russia~lithuania tour #4

3日目

さてさて、2日目(ロシアに入って初日)にサンクト・ペテルブルクでのイベント前夜祭に出かけた一行。単音入魂のギターアンサンブルを聞いて、さて明日の本番に向けてスケジュールをイベンターのアレクセイに確認しにいったリーダー松本。戻ってきた彼の笑うしかないといった表情で彼曰く、
「明日の会場が閉鎖されたらしい。」

一同爆笑。

で、どーすんの?どーしょもないか。。まーロシアの京都を観光できたってことで、、。いや、ドーすんの?、、まぁ、成り行きで、、。で、なにがあったって?ゲイパーティ?  んで? わからない?

そんなこんなで会場でぶらぶらしながら成り行きを見守るしかない一行。そこですっかり忘れていたさ。あの言葉を。"may the force be with you !"

それが効いたかどうかは知らないけれど、百戦錬磨のアレクセイがなんと30分も立たないうちに新しいハコをブック!!スゲーっ!しかもハコの名前が"GEZ21"。「ギャラリー・オブ・エクスペリメンタル・サウンド 21」なんとも我々にピッタリじゃないですか。後日判明したところによると、予定の場所の消防施設の不備が表向きの理由らしいが、スタッフはその理由を信じていない。結局今も謎のまま。

なんにせよ、よかった。
ライブ当日もお昼から別のスタッフのアーニャ(アナスタシア)が市内を案内してくれました。

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彼女はデザイン先攻の大学3年生。中には入りませんでしたがエルミタージュ美術館と宮殿広場、キリスト復活聖堂、世界で3番目に大きい寺院でもある聖イサク寺院、ミハイロフスキー城などを案内してくれました。

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現地の人が一緒でないと、なかなかバスには乗れません。以外と貴重な体験。

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エルミタージュ

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宮殿広場

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聖イサク寺院

リーダー松本が本番でのスピーチをロシア語でするべくアーニャに教わっております。
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夕方、ライブ会場へ。モスクワ駅(行き先の名前が駅名になっている)近くの会場は古い建物全部がエクスペリメンタル・アートの展示場、カフェになっています。最上階の奥にライブスペースがありました。ハコのオーナーはヨーロッパにその名を知られたミュージシャンで、大きさ、雰囲気ともSXQ!に最適な環境です。

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なにかなつかしい。と思ったら「学館」(大学の学生会館)。まるでタテカン。

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最上階の屋根裏にある会場。広さも音の響きもSXQ!に最適。

3日ぶりで楽器を吹くので、ゆっくりウォームアップしてオンタイム19時にライブスタート。早い時間だったので最初はお客さんもまばらでしたが、最後はユースホステルで一緒だったドイツ人カーペンターやブラジル人法律家も来てくれました。

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この衣装、やはり作る人も限られているようで、もちろんオーダーメイド。右から2番目にちょっと顔を出してるのが陽気なブラジリアン。

ライブではここまでの長い道のりで溜まりにたまった情念がほとばしった、という感じでしょうか。バリトン吉田は皆のそういうテンションを察してしっかりベースパートに徹してくれ、バナこと立花のピン・ソロ(伴奏なしの単独演奏)がすごく良かったです。

ライブ後、お世話になった皆と歓談。今日は10時発の夜行でモスクワに向かうので食料の買い出しをして、(ちょっと時間を勘違いした買い出し隊はまたしても皆をハラハラさせたのでしたが、、)乗り物好きにはたまらないロシアの夜行列車に乗車。

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アーニャやスタッフが最後までケアしてくれて、涙のプラットホームです。

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切符がまとめて手配できなかったようで、二手に別れて乗車です。私の乗った列車にはリーダー松本、吉田、バナと私。ロシアの夜行になれているバナの勧めでデッキで宴会。こういう非日常も旅の醍醐味ですねー。とうがらしの入ったウォッカで乾杯。

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朝6時にはモスクワに入ります。

つづく

D

10/03 サンクト・ペテルブルク Санкт-Петербург
festival "long arms" 5
@ Venue: The Gallery of Experimental Sound 21 (GEZ-21)

春のウミ
1月
ミッション・インプロッシブル2
3lines

頭ン中
time to kill

Posted by fujiwara at October 4, 2008 11:00 PM