sxq!  russia~lithuania tour #6

本日はモスクワからバスに乗ってアレキサンドルフへ移動です。

sxq-tour-day5-01.jpg

午前11時に我々をのせるバスが到着。移動先のアレキサンドルフからヘレンさんとその娘さん二人(メアリーと妹のセビナ)が来てくれました。

sxq-day5-03.jpg

どうやら娘二人は英語が話せるということで通訳として駆り出されてきた様子。申し訳ないっす。アレキサンドルフへ向かうバスの中でお母さんがロシア語でロシアの歴史を車窓から見える建築物とあわせて解説してくれました。
アレキサンドルフはイワン皇帝がロシアを治めた場所で、暴君となり、妻を殺し、息子も川に沈め、その亡がらを担ぎ歩いてモスクワに行きクレムリンに埋めたのだそうです。(聞き違いもあると思うので、後ほど訂正が入るかもしれません。。あしからず)
モスクワから木村君の出身地である北海道のような風景が続きます。

sxq-tour-day5-02.jpg

走ること2時間。アレクサンドロフに到着。
昨日リューダが「モスクワはモスクワ。ロシアとは違う。明日、あなたたちが行くアレクサンドロフこそロシアを感じられるはずよ。」と言っていたままの街です。都会であるはずなのですが、未だグローバリゼーションというか、ワールドスタンダードというものに感化されていない、ある種の寂しさに包まれているような場所です。ちょっとこの町並みと似た場所は日本に残っていないかもしれません。

sxq-alex-01.jpg

宿泊先に荷物を置いて、今日のイベントを仕切ってくれたリエフさんが昼食に招待してくれました。

sxq-day5-14.jpg
リエフ氏。ずっとにこにこです。

sxq-day5-07.jpg

久しぶり(というかこの旅初めての?)まともなご飯。うまかったー!ロシア料理は日本人の口に合いますね。フツーに(特殊でなく、という意味で)ウマイです。

この日の会場はリエフさんが館長をやっている博物館。

sxq-day5-06.jpg
どこの倉庫かと思われるかもしれませんが、ライブ後の打ち上げで判明したところによると、ものすごく古い建物でなんと16世紀に立てられたイワン皇帝の馬小屋(!)だったところだそうです。ロシアでは古い建物を改築しつづけてずっと使うのが普通のようです。

sxq-day5-08.jpg
建物の内部。今日の会場です。

開演は17時。早めの時間です。

sxq-day5-15.jpg

お客さんは近所のオジサン、オバサンと沢山の子供たちで大入り満員。

sxq-day5-10.jpg

会場の雰囲気とあいまって映画「ミツバチのささやき」にでてくる「田舎にやってきた巡回映画館」のノリです。こういう田舎街でSXQ!の音楽がどんなふうにサウンドするのか読めず。まぁいつもの調子でやるしかありません。。今日は2セット。奥の手で日本でも最近有名になった実写アニメーションのチェブラーシカの挿入歌も用意していざ本番。リーダー松本が客入れで尺八独奏。

そしてライブでは一曲終わるごとにモーレツな歓声が!音も写真もないのでうまくお伝えできないのがもどかしいっす。そして最後のチェブラーシカは当然のように全員手拍子でサポートしてくれました。終わったあとはスタンディング・オベーションで、オジチャン・オバチャンの最高の笑顔を見たときフジワラもグっときました。

ライブ後、リエフさん(リエフの意味はライオンだそうです)の事務所で打ち上げ。この事務所がまた田舎の小学校の校長室のような部屋で、リエフさんとっておきのアレクサンドルフ製のウォッカで乾杯!

sxq-day5-12.jpg

これがチョ=うまかったっす。その土地でのむ地酒はやっぱ最高っす。リエフさん一気飲み。明大出身としては先輩についていくしかありません。

sxq-alex-02.jpg

リエフさんは英語が話せませんでしたが、辞書を片手にコミュニケーション。言葉がわからない分、リエフさんや地元の人たちのあたたかさがバシバシ伝わって感激の夜になりました。

sxq-day513.jpg

明日はオフ。また夜にニジニ・ノブゴロドへ移動。旅もそろそろ中間点です。

D

Posted by fujiwara at October 12, 2008 03:08 PM