1878年生まれのウルグアイの作家、オラシオ・キローガによる短編集。密林と死から漂う湿った妖気漂う物語は童話的単純さで直接的にイメージをむすぶ。
タイトルの「野生の蜜」、「ある人夫」へ作曲。日本の夏に通じるような暑さ、湿気と死の匂いの誘惑は独特で、どの作品からも刺激を受けます。
リマの士官学校で展開されるフォンターナ先生にフランス語ではうんこの山盛りをなんというのか質問するような生徒たちの群像。ノーベル文学賞受賞のマリオ・バルガス=リョサによる長編。
この作品からはテスト用紙を盗む者を決める冒頭のシーンから「サイコロの4」、主人公の一人で生徒たちのボス「ジャガー」などを作曲。
南米文学界の新しい英雄、ロベルト・ボラーニョの遺作。メキシコのソノラ一帯で引き起こされているドラマを匂いや温度、湿度といった土地の空気まで感じ取れる情景描写が新しい価値を持った詩として描かれている。
大人の童話たる”無垢なエレンディラと非情な祖母の信じがたい悲惨の物語”を含む短編集。
藤原大輔トリオの1stアルバムタイトルである”コマラ”を舞台に、南米文学のキャラクターを決定づけた現実と幻影が交差する”マジックリアリズム”が揺らめく傑作。 ”コマラ”で主人公の出会う人や場所はもはやリアルを超え、即物的な現代にこそ問いたい”人の認識”の奥にある別世界を描いている。